カバー色校蛍光ピンク&プリウス

本日、続・和文フリーフォント集カバーの色校があがってきました。色校というのは色校正の略で、印刷の試し刷りのことです。実際の本が出る前に指定通りの印刷にあがっているかCHECKします。いままでBLOGなどでアップしていた本のダミーはすべてインクジェットプリンタで印刷したものですので、今回のこの色校はより本物に近い印刷仕上がりとなります。

カバーの特色指定
本のタイトルや背表紙、袖の部分や見返しなど蛍光ピンクでデザインしています。蛍光色のような特色はインクジェットプリンタなどCMYKの4色を混ぜ合わせるカラー印刷で出すことは不可能ですので、色校があがってこないと仕上がりが確認できません。
また一口に蛍光ピンクといってもさまざまな種類があります。DIC585のオレンジ寄り系か584のピンクらしいピンクにするか、一般的には蛍光ピンク指定というとDIC584Bあたりが多いですがあえてPANTONE806Cにて指定しました。紙はコート系ではなくマット系なのでどちらかというとPANTONE586Uに近い色味になります。
カバーの特色指定
これはPANTONE806で刷ってもらった色校です。紙はヴァンヌーボです。
カバーの特色指定
ダミーを組み立てました。
カバーの特色指定
背表紙。文字には余計な色装飾なし、ピンク地にシンプルにスミベタ。これは本屋で棚に納められた時を想定したデザインでかなり目立つと思います。
カバーの特色指定
ピンクも微妙な色違いがあるのがおわかりいただけたでしょうか?PANTONE806C蛍光ピンクを2度刷り(PMS 806 2X)しています。本のデザインにあたり本屋でありとあらゆる蛍光ピンクで印刷された本をリサーチしたのですが、紙の選定がうまくいってなくてせっかくのピンクがうまく発色されていないものを見かけたり、微妙に退色しているのがありました。そこでより強力な発色効果のある2度刷りにしたわけです。
ヴァンヌーボの発色のいい紙特性と相まって目にも鮮やかな特色ピンクに仕上がり、本家PANTONEの色見本よりも素晴らしい発色です。蛍光色系は経年により退色の傾向があるので2度刷りによってそれを防止する役目もあります。おそらく10年経っても色あせない本になることでしょう。写真はあえてマゼンタ系の色味を強くしていますがそれも退色を考慮してのことです。
カバー写真のプリウス
また、写真にはプリウスが写っています。頻繁に見かけるクルマですが今年の12月にモデルチェンジが予定されています。本の発売が10月ですから現行車両は来年には旧式になってしまいます。
カバー写真のプリウス
そこでPSDとイラレを駆使して発売予定の2016年新型プリウスを描きました。実物がないため、ボディ側面の立体感など想像で作っている部分もあり、完全自己流CG技術です。
カバー写真のプリウス
かなり細かいパーツ部分、窓のモールやフチやドアノブなど、レイヤー数だけで100以上の大作です。室内ダッシュボードやフロントのボンネット部分などは現行車両のものですので厳密には新型もどきです。実際の表紙では4cmほどの小さな画像なので気がつかないと思います。
カバー写真のプリウス
色調整して違和感なくとけこませました。表紙写真はフォントで埋め尽くされたビル看板となにげない街の風景ですがそれらはすべて編著者が作り込んだフィクションです。見る人に、まったく違和感なく、ホントにそんなビルが実在するんだと思わせるようなビジュアルに仕上げました。

以上、カバーの色校正のご紹介でした。

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