阿佐ヶ谷カフェ「ザグリ」プレオープン

ザグリ店内厨房から

5ヶ月以上に渡る店舗工事が完了し、本日11月01日 11:01「ザグリ」がオープン。しかし、まだまだ造作する箇所があるのでプレオープンです。

木材と白を基調とした店内↓。
ザグリ店内

ローアングルにて撮影↓。
ザグリ店内ローアングル

入口。この造作が一番大変でした。ガラス窓は引き戸部分も含めて全部同寸法です。引き戸の転がり具合の調整に素人なりの工夫をしています。90mm角材も含めてガラスも鉄枠も全てネジ留め加工を施しているため外そうと思えば全部外せる構造となっています。ちなみに巣箱と間違えたのかミツバチが工事中ずーっと飛びまわってました↓。
入口

窓7カ所は全て外側13mm(厚み1.6mm)角スモール鉄骨材と内側25mm(厚み4.5mm)平鋼で5mm厚強化硝子でサンドイッチ構造。縦454mm×横460mmサイズでカットした硝子を辺のビス留めを同じ位置にし、窓にビスが映っているような造作をしました。この窓ガラスの工事が一番大変だったかもしれない。一度試作を割ってしまったので再度寸法を1〜2mmづつ小さく調整して発注↓。
窓ガラス

13mm(厚み1.6mm)角スモール鉄骨材を一本づつ切り出しポンチで印をつけてドリルでネジ孔空け↓。
13mm鉄骨角材

内側25mm(厚み4.5mm)平鋼をカットして造作↓。
平鋼

一つの窓あたり外側角材4本、内側鋼4本、一本あたりのネジ孔各4カ所、一つの窓あたり内外32本、計7カ所で合計224本ものビス留め。この間口の工事だけで1ヶ月もかかってしまいました↓。
鉄材カット

レジはいろいろな骨董品を考え中ですがこれは昭和初期頃の機械式。なんと電源使わないのに印字できるという斬新な機械です。ボタンを押すとチーンという音も出ます↓。
昭和時代のレジ

トレイなど細かい調度品も自作です。余った端材を使って無駄なく製作↓。
自作トレイ
自作トレイ

その他店内ほとんどの設備や細かい調度品が自作DIYです。長い月日がかかってしまいましたがまだまだこれから作りたいものがたくさんあるのでとりあえず暫定オープン。

棚の造作【其の壱】

壁の棚の造作に入りました。

木材に孔空け作業↓。
木材に孔開け作業

全ネジ切り作業↓。
全ネジカット

切ったネジを天井に取り付け作業↓。
天井に全ネジを取り付け

2m×2で4m長の吊り棚↓。
天井吊り棚

吊り棚。照明はオリジナルペンダント↓。
吊り棚

天井吊り棚製作、各種木材&サイズオーダー承ります。工事が特殊です。取り付け位置は高精度の造作が要求されますので製品のみの販売はしておりません。

都内近郊でこちらで施工可能なお客様を対象としています。

価格などメールでのお問い合わせは受け付けていません。直接来店なさるか、住所氏名連絡先電話番号を明記の上電話または郵送にてコンタクトください。来店なさる場合は店主不在ですと対応不可です。事前連絡をお願い致します。

入口の造作【其の参】

扉は横スライド方式にすることにしました。戸車がついてガラガラっと開ける古風なタイプを作ることにしました。扉の高さは2150mmとかなり高いです。

材料は46x36mm角の杉材垂木です。3mの長尺木材を切って作ります↓。
垂木

戸車用の溝を彫るためスミつけ↓。
戸車の溝スミツケ

木材に溝を彫るにはトリマを使います↓。
トリマ

こんな具合に3cmの深さの溝を彫りました。ドリルと違って刃先が超高速回転します。危険な工具なのでゴーグル必須↓。
戸車用の溝

使ったのはリョービの上位機種。モーターがいきなり全力回転するのではなくソフトスタートなので使いやすいトリマです。サンダーなどにも云えることですがソフトスタートマシンは扱いやすい。工具は高いほうが便利な機能が付いていて使いやすいです。刃先を照らすLEDライトも付いてます。
リョービ(RYOBI) 電子トリマ TRE-60V 軸径6mm 628616A

戸車取り付け完了。気をつけてネジを締めないとクルマが曲がってしまいます。一度失敗しました↓。
戸車取り付け

外観はこんな感じ。おしゃれなカフェになるように考えているつもりですが扉の窓は上下のちょうど中心にくるようにしてます。
扉

とりあえず一旦骨組みの完成です↓。
扉

作業的には四分の一位です。また続きます。

入口の造作【其の弐】

入口部分の壁を創作中です。

店を解体した時に出た廃材で使えそうなものはとっておいたので切り刻んで再利用↓。
木材

90mm角材は短く刻んで木材カットの台として活用↓。
木材カット

35mmx44mm角のたるき材を流用して窓枠造作中↓。
たるき材流用窓枠

ちょっとメルヘンチックな格子状の窓枠。しかしこれは単なる骨組みですのでこういう意匠になるわけではありません↓。
窓枠

窓を開けるとこんな具合に可倒式にします。倒すとテーブルになるように考えてます↓。
可倒式窓枠

注文していた杉板材が大量に届きました。いくつかの木材を組み合わせて扉や窓を作って行きます↓。
杉材

ホームセンターに行って入口造作のための金具類を大量購入。ネジは数百本は使う計算になるので500本入り↓。
金具類

3mを超えるような手で持てない大物木材や重いもの、ホームセンターに売っていない特殊部材はネット注文、細かい金具類はホームセンターなどで現物を見て購入しています。

入口造作は一番大変なのでまだまだ日数がかかりそうです。続きはまた後日。

入口の造作【其の壱】

木材の銘柄

入口の本格工事に入りました。店の外観は重要だと思っています。頑丈且つシンプルに、個性的に作るのが目標です。通常は大工さんに発注するところですが自分で作る事に。しかし角材は重いし、どうやって組めばいいんだろうとここ2〜3ヶ月の間、他の工事の合間にずっと考えたり仮組みでテストしていました。

3m長の90mm角ベイマツ材を6本注文↓。
ベイマツ

DIYなどで少し木材をいじったことのある方ならわかりますが90mmもの太さの角材はどうやって伐るのかが不思議かと思います。

充電式の小型電気ノコギリは伐れる木材の深さが47mmまでなので上下2回に分けて伐っているのです。ただし歯数が一番多く細かいノコ盤と、そして完全に垂直に真っすぐ伐るには慣れが必要です。それでもわずかにずれた部分はベルトサンダーで削ってます↓。
9cm角材を電ノコで伐る

以前は寸法を出して木材を伐ってもらったものを発注しなければならなかったのですが自分で正確に伐れるようになったので作業の巾が飛躍的に広がりました↓。
木材を伐る

伐った木材にはザグリで接続ボルト用の孔を空けていきます↓。
木材にザグリで孔を空ける

相当重量のある木材なのでボルトも大きめ。9x125mm長さのニッケルボルト↓。
9x125ボルト

下部分を組みました↓。
枠組み

床のコンクリートに取り付け↓。
木材を組んだものを取り付け

縦の支柱にはボルトを打ち込めないので床に鉄筋アンカー埋め込み↓。
床に鉄筋アンカー

床のコンクリートには専用のドリルで孔を空け、床用にはさらに頑丈な10x125mmのステンレスボルト使用。ニッケルボルトに比べて値段が倍以上するのでコストを考えて地面部分などの必要な箇所のみステンレス↓。
床にボルト埋め込み

レベルが出るまで木材調整。正確に木材を伐ったとしても実際組むと微妙な誤差が出るので一旦組んだ木材をレベルを測り、狂っていたらまた分解して削って水平になるまで調整↓。
水準器付きメジャー

入口の下部分の完成です。床にはボルト3カ所打ち付け、横ラインもボルトでしっかり留めてますので相当がっしりした作りで人が乗ってもビクともしません。また糊付けなどの固定はしていないのでボルトを外せば分解できるようになっています↓。
入口下部分完成。

翌日、入口の天井部分床モジュールと同様相似形の造作です。床の造作とまったく同じ作業ですが支えていないとならないので床作業より大変↓。
入口上部分

こんな感じで完成。一番大変だと思っていた作業ができたのでうれしい↓。
天井部分完成

上下できました。当初グリッド状の予定でしたがボルトでの補強が物理的に不可能ということが判明しましたので真ん中部分は縦に2分割することにしました。分解組み立てが容易な店舗入口。やろうと思えば1〜2時間で全開放可能↓。
入口木材枠完成

木材の銘柄刻印はそのまま残すことにしました。また、表面もなるべくベイマツ本来の素材感を活かし研磨はしません。
木材の銘柄

店の営業時間中など、客席と往来との目線レベル外しのため通常は閉めていて、必要があれば可倒式になる天板を兼ねる外壁を考えてます。作業台としてのほか自然光での小物撮影に使うつもりです↓。
可動式天板

これで枠組みがほぼ完成です。

入口の造作開始

店の入口の造作を始めました。このところの台風でかなりの暴風雨になり頑丈に作らないと吹っ飛ばされそうな感じでしたので入念に設計&試作仮組みです。カフェの外観はお店の顔となるため気合いが入ります。度重なるデザイン変更を経てようやく構造的にもデザイン的にも納得がいく意匠になってきました。

入口図面
頑丈且つデザイン的にも美しい形状にこだわり中。また往来と店内の目線レベルは外し、採光のための窓は上下にグリッドモジュール化して設計。内部と外部には全て植物を配置し自然感を演出。外側木部は木目を活かした防虫防腐処理加工します。

部材
試作仮組み用に調達した部材類。建物の枠に合わせ、規格品の木材を組み合わせ。コストを抑え、外装に適した木材を2ヶ月位検討していましたがようやく工事に着手。

スクリューネジ埋め込み
強度が必要な箇所は複数の頑丈なスクリューネジで取り付けテスト。

仮組み
仮組み。

ザグリ店舗設計図面
物件が決まってからちょうど4ヶ月ほど。予定の半分位のペースですがほぼ全工事行程自力で大工してます。

ツヤ消し白床ペンキ塗り

ザグリ店内全面ホワイト

床用の艶消しホワイトです。ホームセンターなどでは床用塗料というと緑やグレイのツヤ有りタイプしかありませんが、業務用ツヤ消し白にて塗装しました。

カチオンプライマー処理
まずは、塗料と床面の接着をよくするために下地処理です。カチオンプライマーを塗りました。

床の下塗り
下塗りです。

床塗り二回目
下塗り後、二回目の塗装です。

店内全面ホワイト
床、壁、天井全面艶消し白塗装。朝7時から夜7時までかかりました。

マルチツールで壁に孔開け

マルチツールの刃

今日は厨房背面壁に孔開けです。壁にはステンレスを貼る予定ですが、棚や浄水器は壁の後ろに通っている柱に取り付けねば強度が足りません。しかし、どこに柱があるのかが不明です。そこでマルチツールを使って壁に小さく孔を空け、柱の位置を探して行きます。

図面
これが厨房背面設計図です。イラストレーターで描いてますので自己流建築図面です。青い部分、SUS304 t0.5 #400がステンレス貼付けエリアです。

マルチツール

マルチツール。壁が硬すぎて刃がたちません。孔を一つ空けるのにもひと苦労。

マルチツールの刃

替え刃を5枚も駄目にしてしまいました。

柱の位置をガムテープで印す

ガムテープで柱の位置を印しました。

壁に孔空け完了

結構な時間がかかりましたが無事に壁に孔空け完了。これで壁造作できます。大変な作業でしたがマルチツールのおかげで捗りました。この工具は細かい作業ができるので重宝します。

マルチツールはマキタの14.4V仕様を買いました↓

替え刃のセットは非純正です↓

充電池は純正買いました↓

セメント

セメントで溝埋め

今日はセメント工事です。床が結構ベコベコ、入口の部分はもとサッシがついていた溝がえぐれていていつか埋めなければと考えていたところでした。

セメントがはたしてどの位の分量必要なのかわからず、また時間が経つと固まってしまいそうなので2kgづつ小分けにして使うことにしました。この方法ならセメント初心者の僕にもできるかと思います。

カチオンプライマー
まずは旧セメント面と新しいセメントとの接着効果のあるプライマー処理。

セメント捏ね中
2kgづつドリルで撹拌。このドリルは充電式ですがパワーがあるのでラクです。

セメントで溝埋め
こんな感じでコテで作業。

セメント作業中
入口部分のセメント作業。

セメント作業完了
店内のグリストラップ部分の凹みを修繕しました。11時頃に作業始めて終わったのが19:30頃。1日かかりましたがセメントの分量とコテさばきはかなり上達しました。

入口設計
入口部分の基礎ができてきたところで今度はどういうデザインにするか考えねばなりません。木材の規格サイズに合わせなるべくカット箇所が少なくなるよう、そして、上下に開閉式にするアイデアはどうかと思いつきました。できるかどうかはわかりませんが、今度は材料計算します。

また続きます。

ブロック仮組 & 壁塗り

カウンター作成中

カフェの座席など検討中です。実寸を元に原寸大にて材料を置きながら設計仮組み。

カウンターブロック塀
カウンター部分は当初よりも大幅に変更。

カウンター作成中
高さはブロック塀の規格(39Wx19Hx10D)に合わせ6段重ねで120cmになる予定です。

サイドチェア
当初座椅子は自分で鉄で溶接して作る予定でしたが、ブロック塀を積み重ねて作ります。

ブロック塀の座椅子
ちょうど19cx2で18cmに2−3cmの板を重ねて理想的な41-2cm高さになるように考えてます。

ブロック塀椅子
座椅子は開閉式にして、椅子の中に収納庫を作ります。店舗が狭いため物を収納するスペースを考えねばなりません。

石膏パテ
壁は石膏パテで塗ります。

ドリルで石膏パテをかき混ぜる
パテをかき混ぜるのはドリルを使います。すごく便利。

コテで石膏パテを塗る
こんな感じで塗り壁職人。

塗り壁
こんな感じで壁全面塗ってきます。3日かけて半分位塗りました。